毎年3月11日になると東日本大震災を思い出します。
私が福島県で震災を経験したときの話を書いておきます。
経験したときの状況
東日本大震災発生当時、私は福島県の西側にある会津地方に住んでいました。
地震の直前は、自分の家で3DSのパワポケをしていました。
地震発生!
最初はなんか大きい地震だな、と思っていたのですが、かなり揺れて台所で物が落ちる音がしているので台所に移動しようとしましたが、大きな揺れで立っていられず、家の柱に掴まりました。
もう自分の住んでいるアパートが壊れるのではないかと考えていましたが、だんだん揺れは収まりました。
とりあえず台所で落ちたものを元に戻し、冷蔵庫等の家具の位置もずれていたので戻しました。
そして、またパワポケに戻りました。
次の日から……
テレビを見ると、被害がすごく大きかったということを知りました。
私は普段テレビを見ないので、情報の取得が遅かったのです。
また、電気ガス水道インターネットは止まらなかったので、地震の影響を気づきませんでした。
外に出てみると、スーパーやコンビニでは食べ物の棚が空っぽになっており、天変地異が起きたパニック映画のような状況になっていました。
食べ物はないので、とりあえずポテトチップスやスナック菓子を購入しました。
食料の備蓄もなくなってくる
家にはお米やカップ麺、レトルトカレー等があったので、しばらくは問題ありませんでした。
しかし、カップ麺とレトルトカレーは早々になくなり、しばらくはポテトチップスで食いつなぐことになりました。
人間の本能?
ポテトチップスを食べていて気付いたことがありました。
それは、「人間は新鮮な食べ物を食べたくなる」というものでした。
どういうことかというと、ポテトチップスを食べていてある程度はお腹もふくれているはずなのですが、なぜか飢えていて満たされないような感覚がありました。
昔、「宇宙飛行士は地球に戻ってきて、一番最初に新鮮な食べ物を食べる」というのを聞いたことがあります。
宇宙では長期保存された食べ物を食べるので、新鮮な食べ物を食べたくなるらしいです。
同様のことが、ポテトチップスを食べていた私の身にも起こったのだと思います。
もう食料がない……
ついにお米もなくなり、ポテトチップスはお菓子だけになりました。
このころは、新鮮な食べ物を食べていない満たされない感覚と、空腹感があり、つらい時期でした。
もう、明日からの食べ物がない、というタイミングで、
物流が復活し、スーパーやコンビニに食べ物が並ぶようになり、
私は一命を取りとめ(?)ました。
電話
震災の後、親戚が心配して電話をかけてきていたようですが、私の携帯は鳴りませんでした。
どうやら、電話会社の通信がパンクして、電話をできないようになっていたようです。
震災から数日後、私の携帯に一気に着信履歴と留守番電話が来て驚きました。
放射線
食料の問題は解決しましたが、外では放射線があるので、屋内での生活を余儀なくされました。
しばらくは友人たちと屋内でゲームをしていました。
友人の話
後から聞いた話だったのですが、友人はスーパー等から食べ物がなくなった際、アイスクリームを食べていたそうです。
アイスクリームはカロリーも高いので、頭いいなと思いました。
まとめ
困ったときは人に助けを求めるのも大事。