日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催する「JDLA Deep Leaning for GENERAL (G検定) 」の2023年度第一回が2023年3月にありました。
試験では時間がなく、20問ほど未回答になってしまったのですが合格できていました!
というわけで、私の合格体験記を書こうと思います。
Contents
前提条件
受験時の私のスペックを記載します。
- AIのe-learning「SIGNATE cloud」で100時間ほど学習済み
- 統計検定3級
- 業務でBIシステムの開発はしているが、AIはノータッチ
受験費用
CourseraのAI For Everyoneの受講修了証を提示すると受験料を3割引きで受験できるが、
受講修了証を発行するのにお金がかかるため、普通に\13,200払った方が安いです。
ちなみにAI For Everyoneは無料で視聴することができるので見てみましたが、
G検定に合格するためであれば公式テキストを読んだ方が効率がいいと思いました。
勉強期間と時間
2023/2/5(日)から3/4(土)までの約30日間。
平日1時間、休日4時間で約50時間?
勉強方法
G検定は数年前にできた検定ですが、他の資格に比べて勉強方法が充実していると思います。
私が行った勉強方法は以下です。
- 公式テキストを読む
- 徹底攻略の問題集を解く
- Study-AIの模擬試験を解く
- DIVE INTO EXAMの模擬試験を解く
- 公式テキストを読む
- 徹底攻略の問題集を解く
- 本試験
深層学習教科書 ディープラーニング G検定 公式テキスト 第2版
通称白本。言わずと知れた公式テキスト。
2021年4月発売ですがまだまだ現役。買った方がいいと思います。
この本を暗記すれば本試験の5割ほどは解けると思います。
この本で太字になっていない言葉も本試験に出るのでしっかりと読んで理解することが大事です。
公式テキストはあくまでテキストなので、問題演習は他の本で学習する必要があると思います。
徹底攻略ディープラーニングG検定 問題集 第2版
通称黒本。問題演習のために購入しました。
本試験の問題形式と似たような形式で書かれているので買って損はないと思います。
ただし、2021年7月の本なので、今(2023年3月現在)なら、
赤本と呼ばれる↓を購入した方がいいと思います。
こちらは2022年8月に発売されました。
G検定は2023#1, 2023#2, 2023#3,……というように試験ごとにナンバリングされ、ディープラーニングの技術進歩とともに新しい問題も出てくるため新しい問題集を購入するのがいいです。
他にも緑本と呼ばれるものがありますが、G検定の推薦図書にはなかったのでオススメはしません。
Study-AIのG検定対策教材(無料β版)
https://study-ai.com/generalist/
無料の問題演習。300問を1周しましたが役に立ったかは不明です。
やって損はないけど、白本と黒本をやったほうが効率はいいかもしれません。
DIVE INTO EXAMのG検定模擬試験
https://diver.diveintocode.jp/dive_into_exam/3
無料でも200問程の模擬試験をできます。
こちらも役に立ったかは微妙です。
解説がなかった気がするので、ある程度学習した後にやるのがオススメです。
有料プランだと間違えた問題を優先的に出してくれるので、
試験7日前に有料プランに登録し、無料期間中に一気にやるといいです。
試験本番
本番はとにかく時間がないので、
分からない問題はチェックを付けて次に行った方がいいです。
たまに10秒で解けるような簡単な問題もあるので、まずはそれらを確実に取ることが重要だと思います。
私の場合は考えながら解いてしまい、未回答が20問ほどできてしまいました……。
合格発表
3/4(土)に受験し、20問ほど未回答になってしまったので「もうだめだ」と絶望しながら合格発表を待っていましたが、3/20(土)10時すぎにメールが来ており、なんとか合格できていてよかったです。
まとめ
全体を見てから詳細に入るのが大事。